toonice2012-03-13

あれから何日、何ヶ月、何年なんて数え方をしてしまうくらいの
圧倒的な出来事が頭を巡り、

いつの間にか2012年に、そして3月になった。
もっとも嫌いな季節。


また同じ場所で企画をやります。
前回の企画が想像以上に良かったので、もういっかい。
一人で音楽を楽しむことの出来るお客さんばかりで嬉しかった。
末広町なんて普段降りることもない駅まできてくれて本当にありがとうございます。
あの辺湯島とか根津に将来住みたい。

あとここ数年あまり会う事もなくなっていた友人岡くんが来てくれたのは嬉しかった。こんな出会いがまたあるならまた何度でも企画したいと思う。
出演してくれたYOUR SONG IS GOODモーリス、cero高城くん、
COMEBACK MY DAUGHTERS高本ちゃん、あと飛び入りで出てくれたケイシ。
全部素晴らしかった。
じっくりと耳を傾けないと聴こえないものの中に何かあるような気がしてならない。
この何かっていう得体の知れないものを大事にしたい。
その為に企画をやっているようなものなんですよ。



2012.3.16(Fri)

「 Mr. Anymore Vol.02 」

at 3331 Arts Chiyoda
http://www.3331.jp/access/

OPEN / START
18:30 / 19:00

TICKET
\2,000(1drink込み)

act

吉澤成友 (YOUR SONG IS GOOD)
酒井大明 (Ohayo Mountain Road、THE BITE)
辻村友晴 (キセル)

mail予約:yasuyuki.ozk@gmail.com


第二回目はレギャラーの吉澤さん(モーリス)。
インストギターは想像の5割増しのクオリティで、
ジョン・フェイヒーみたいなギターインストかと思いきや、
この2012年、東京で鳴っている音楽だった。
玄人好みの音楽ではなく、誰でも楽しめるメロディと乾きがあった。
前回より凄まじい音色を聞かせてくれるんじゃないかな。


加えて、古くからの友人酒井大明さん。
世界で一番アイデアとユーモアに富んだハードコアバンドBREAKfASTのギタリストを経て、現在はOhayo Mountain Road、THE BITEのボーカル、ギターで活躍する酒井くんですが、詩世界が本当に素晴らしく、
「もの悲しさをモノクロに 沈黙ですら 嵐のように響き渡らせ」(雨の中)
この言葉は、僕の生活の至る所で突き刺さる。
僕はBREAKfAST、酒井くんが居なかったらここに存在してなかった、と思うくらいのこころの恩人です。2012年を生きる僕にとってはディランを聞くよりも価値がある。


そして辻村友晴さん。
おなじみキセルのベース、ボーカル、のこぎり、サンプラーなどを操る友晴さんですが、友晴さん作曲の「イギリス海岸」はインストでありながらも感情豊かで永遠に聞いていたいと思わせる優しくも壮大な曲で、たまにソロを演っていると聞いてお願いしました。
僕は浮遊感って言葉が大嫌いで、単なるフワフワした何にも中身のない音楽をやっているヤツらに多く言われる言葉な気がして、まったりとかゆったりとか言ってるヤツはビレッジバンガードで流れてるしょうもないカバーでも聞いてろ(嘘)キセルの音楽は確実にサッドミュージックで、一見浮遊感のあるように思わせながらも異常に芯の通った音楽だ。
この前出たSUKIMA MUSICに入っていた友晴さんのインスト曲が本当に素晴らしかったので楽しみです。



良い夜になれば、と思います。
皆さんお待ちしてます。
誤字脱字、言い回し放置スタイル。