toonice2012-04-05

春を心待ちにしたことなんて人生で一度もない…
長い冬の後、夏になればいい、
中途半端な季節はエモくなるから嫌いだ。


最近の生活と言えば、
はっぴいえんどの「愛餓を」くらい空虚です。
そんな生活の中でもたくさんの作品を作っていたので少しずつ振り返ろうと思います。

現時点での最新作!
Keishi Tanaka「夜の終わり」


いつもは仕掛けというかアイデアや撮り方を第一に考えるんだけど、
今回は曲の世界観に完全に寄り添う作りにしようとしました。
街のあかりが、月になって、月が雪になって落ちてきて、
足跡が灯台の光になって、行く先を照らす灯台の光が朝陽になる。
という旅をケイシがしているというのを思い浮かべました。
ただ綺麗な映像ではなく美しい映像になればと思いました。


この「夜の終わり」を聴いて感じたことは、
素直で普遍的な素晴らしさでした。
だから、分かりやすくヒネくれてしまう自分の性格を排除できたのだと思います。
こんなにカット割って、普通に見える作り方をしたのは本当に初めてかもしれない。
自分の中では新たな試みでした。
作らせてくれてありがとう。
4/11発売です。

もうすぐケイシおめでとう!