12月21日(土)

2日続けて書きます。
先日、一月に一度上司が来ないでスタジオに僕一人きりの日がありまして、木曜がその日でした。仕事の合間にラ・ソラネコっていう関西のバンドのHPを見て、そのボーカルの人の日記に不覚にも会社で泣いてしまいました。ラ・ソラネコはTOONICEのホウムペイジを見てくれてる人には全く馴染みのない名前だと思いますが、何かの雑誌で行川和彦さんがレビューをしていたりと、中々一筋縄ではいかないキテレツPOPバンドでしていわゆるマニアックな関西の歌をメインにしたバンドではない、と思うのですが、実は音源をもっていないのでどんな音なのだか書くことができないのです。けど、きっと凄く良い筈。だってこんな素敵な言葉を書くのですもの。関西、未だ底が見えず、って何処かで聞いた言葉だけど、きっとそんな感じでしょう。ライブ中に紙芝居をやるらしい。SUPER BALLを連想した人は死んで下さい。
しかし、ハードコアだから、とかパンクだからっていう括りを作って現在生活していませんか?こんな自分の中に妙な概念作ってるから、オレは駄目なんだよ。最近よくそう思います。まあ他人に対してオレはパンクだからっていう態度を示したりはしないけど。何か作っていても、ああコレひ弱ってるわ。とか言って作品壊したり、(ダサイけどまだこれはいい方)パンクじゃないっていう理由で手を付けなかったり、オレパンクだからって肩をいからせて町中練り歩いたり、コミュニケーションを取らなかったり、自分は何様?っていう場面が数多くあります。ハードコアパンクっていう線引きをしていてもオラオラ系(先の事を考えずにどんどん前にオラオラ行くヤツ)だったら腐っても自分の道でストレートなものだからいいけど、知識と頭で計算した後に線引きするっていうのは、我が道でも何でもなくて、誰かが作り出したもの、あるいはスタイル以外の何者でもないのですよ。僕も良くやるけど、今日聞いた音楽ってヤツ(今日の音楽:The damned 「new rose」)でハードコア聞いてるぜえ、いやパンクか、(こういうのがウざったい)っていう姿勢を取ろうとする汚いやり口。ハードコアパンクっていう音楽、いや言葉が作り出した最悪のスタイルではないか?と自分だけなのかも知れませんけど。何だか枠の外に出てかないといけないんじゃないか?まあハードコアに限らず、何か思想を持った音楽に傾倒する人間は多少そういった線引きを持って生活しているのでしょうが。しかしそういったものだからこそ素晴らしかったりする訳でもあり、答えが出るものではないですね。後半、急に失速しましたが、やっぱりスタイルっていうのも大事なのかもしれないけど、もっと大事なものがある、自由に生きたいですね。来年の抱負だ。

自分の中にある長い間自分も知る事のなかった非日常を見つけてほんの少しでも幸せな時が過ごせたらいいな、と思います

まあ長くなりましたが、ラ・ソラネコのボ−カルの方の日記は素晴らしいですよ。是非読んでみて下さい。
http://www.cybernet.jpn.org/nikki/p_diary.phtml?id=1385
これです。