12月12日

最近の日記はつまらん。と自分で思っています。そりゃ毎日おもろい生活送ってる訳ではないからなー。痴漢の話くらいからつまんなくなってきて今が最高潮。ハッキリ言って書くのが苦しいんです。つーか僕はほんとにつまらん人間ですよ。最近の日記見て思うけど、ほんとにつまらん。ハーレクインや刑事コロンボの方がましだよ。 昨日の日記は特に最悪。
吹きこぼれるように、ものが書きたい。いや、在りたいと中上健次は言っていた。正に僕も同じ気分だ。僕は映画をつくり、文章を書く。だが死んだ者、生きている者に声は届くのだろうか?見たり読んだりして下さる方にこの声は届くのだろうか?TOONICEの文章を書いてる時にそう思った。誰もがこんな事に悩みながら混乱の振幅を広げようとし、他者の中から叫立する自分を探し出そうとする。音楽は吹きこぼれる。唯一の芸術だ。声は、音はその場所に留まる事を知らない。だから詩はノートに留めない。楽譜は要らない。バンドはいらない。思考は要らない。必要なものは声だけだ。誰かの声が聞きたい。そして自分の声に耳を澄ましたい。鏡だ。そう哀願する。