11月29日

8:00起床。国立まで撮影しに行く。やっぱり宗教はいかんですよ。
友達なんかいらないね。寒いし、何処も行く気もしねえ。あー皆さんPVといかCM上がりの映画監督ってどう思います?俺は嫌いだ。スタイリッシュな映像、着彩 画面とか、すばやいカット割りとか、カックイイ音楽つけたり,というか海外だと結構サマになるんだな、コレが。日本のPV上がりの映画監督はやっぱりダメだよな〜。特にIとNが大嫌い。前者は最新作は見ていません。Iはネガティブな題材をポップに昇華しようと試みる最低なヤロウで「8月の約束」って映画は本当にヒドイ。確かインポの美大生の恋みたいな話だったと思うけど、とにかくつまらない。役者がネガティブなクセがあるのが特徴。ただ編集がスピーディーなのと、それに見合って速い音楽をつけるだけ、ただ編集上の作業に他ならない。様々な媒体を組み合わすのがPV上がりの映画監督の得意技のようだが、誰一人としてハーモニーコリンにかなう奴はいない。ハーモニーは様々な試みをしながらも根底に流れるのは詩であったり、自分に対する問題であったりするのに対し、ただステレオタイプを壊そうとしているだけの人間に新しい映像表現なんて一生無理だ。ただおおげさなだけなんだよ。Nとかも何で”世界の”っていう言葉がつくの?赤影だとー、死んじまえ。何がフミヤだ。フミヤートてなんなんだよ!!だけどIの最新作は心理学者の立花先生がオモロイというので観たいと思います。石井そうご監督のノイバウテンのビデオを20回見直してから、また頑張って欲しいです。岩井俊二の最新作はよかったと思うけど、何かいろいろ冷静に判断できない事が多すぎて、何にも言えない。ただ中心に据えていたリリイという歌手の存在が主人公たちが世界との接触を果 たしている存在にはどうしても見えなかった。そこにスワロウテイルでの失敗がまた繰り広げられているようにみえた。社会に居場所を失おうが、世界に対して盲目になろうが、結局、小林武司がつくる音楽が人間を救う事なんてないからだ。そこに一番大切な所にリアリティがない。誰かに歌わされている音楽が世界を人間と結び付けるだろうか?それは錯覚というか、なんとなくに似た弱々しい思考に他ならないと思う。
僕が最もリアリティーを感じる音楽はブッチャーズのKOCORONOだ。だけど、これも自分が世界とバランスをとるものとしては成り立たない。音楽って何。色々書いたけど結局なにが言いたかったのかさっぱり分からん。