toonice2009-11-12

雨が降ったら窓を少しだけ開けておく。


この前飲んで帰る道で、
若者数人のグループの一人が、

オレ一人だし、
寂しくないし、
TENGAだし、

と語尾の”し”にアクセントを置いて叫んでいた。
そのグループを抜きさってからもその”し”だけが響いていて嫌な気分になった。
井の頭線の渋谷ホームにて。


最近YSIGの機材車でよく帰るんだけど、
スタッフの小林全哉がO2のアルバム「SYAY TRUE」を良く聞いていて、
殺伐とした叙情感にビックリした。
地元がない俺のような人間にも恐ろしく響く、
営団地出身者の日常を深く残酷に、そしてリリカルに綴った叙事詩だ。

その中でも「S田区T花」って曲もの凄く胸に響いた。
もの凄い環境の世界だけど、なぜか羨ましく思えた。

アナーキーサイプレス上野とロベルト吉野、O2、もっと沢山いるんだろうけど、
団地出身者のラップは何かある。


バクマン。」5巻/大場つぐみ 小畑健
「散歩もの」(文庫)/谷口ジロー 久住昌之
「キャラ道」/カラスヤサトシ
カラスヤサトシのでかけモン」/カラスヤサトシ
雨無村役場産業課兼観光係」2巻/岩本ナオ
町でうわさの天狗の子」5巻/岩本ナオ
「ペンとチョコレート」1巻/ねむようこ
「100番めの羊」/今日マチ子
「みかこさん」/今日マチ子
購入。


先日買った「乙嫁語り」おもしろかった。
あまり描かれることのないユーラシアの遊牧民の話という奇抜さはあるにしても、
やはり描かれるストーリーの繊細さが素晴らしい。


なんやかんやでこの前作ったサイプレス上野とロベルト吉野の初DVDが11/18に発売になります。
今予告編作ってます。
サイプレス上野とロベルト吉野と一緒に何か作るってのは、本当に楽しい。
基本的に人任せのヤツらだけど、
作る側に俺らこれだけ演ってるけど、そっちはどう?
みたいなこちらもそれに答えるべく作品で回答しなければならないといった気持ちにさせられる。
そんな感じで面白い作品になったので、皆に見てもらいたいっす。

しかし、LIVE DVDの予告編って超ムズい。