6/5(sat)

EVIL SCHOOLの収録です。
おっとその前にこの前から延ばし延ばしになっていたアイドルの撮影の仕事。しかし前日に連絡があるという非常に舐められた感じだったので、こちらも負けじと、4時までにそちらを終わらせてくれないと、次の収録に間に合わないんですけど(本当)、と言うと「大丈夫です、終わります。」と。
でもアイドルだぜ、アイドル。この先絶対来ないであろう仕事ベスト5に入るような気がしたため、行ってきました六郷土手at多摩川
また事件ですよ、きちんと10分前に到着すると、誰もいない。担当のヤツ(段取り悪そうな女)に電話すると、留守電。この先の不幸な出来事を誰が予想出来たか…、
12時待ち合わせ時間になると、スーツ姿のマネージャー風の男、若手芸人風の2人組など、それっぽい人間が到着した。
僕もしようがないので、「今日は多摩川でアイドルの撮影ですか?」もっとマシな質問なかったのか。
するとスーツ姿の男が一喝「違います。」だと、
訳も分からず、そして言い様のない敗北感と孤独感に支配されながら、呆然と駅に突っ立っていると、電話。
「なにやってるんですか?今何処ですか?」だと、殺す。ああもう殺そうと決めたね。
とりあえず、多摩川に向かう。非常に気まずいシチュエーションをどう打開するか。そしてかなり怒っている(僕が)のでどうやってキレてやろうか。最初の言葉を考えて歩いた。「お前らワシが誰だか分かってんのか?」「番犬は番犬らしくしてればいいんじゃい。」「どうしてこんなことになってしまったのだろう?」など100通りは考えた。多摩川に到着すると、さっきのスーツ姿の男がいる。
近付くと何も話してこない、無視か?コノヤロー、こっちが「てめえ適当な事ばかり……」と言おうとしたその時、「今日はよろしくお願いします」だと
もうヤル気ゼロ。もうどんなアイドルが出てこようと、何とも思わないね。広末くらいじゃ何とも思わないね。(絶対来ない)
今日のスタッフやら、役者やらが一同に集まっている部屋の中でも会話なし(僕だけ)この時一番自分以外の人間が皆死ねばいいのに、と思いました。

10分後。愛くるしい声と柔らかいオーラに包まれて彼女は登場した。1/4すげえ可愛い。しかもブルマー。神様こんな仕打ちってありますか。もう僕にはプライドも何もありません。だからずっとこの光景を…、、
しかし性欲(ブルマー姿のエンジェル)がプライドに勝つことは一度もなく、事務所の社長らしい人物(モロ893)に軽く怯え、そして案の定、収録の段取りは無茶苦茶。その場その場の展開。才能のない奴らがその場で何を考えても何も出てくる筈なし。死ね、ディレクター風の富士額ハゲ。「適当に」って次言ったら殺す。ADっぽい女、次に「ええ〜分からないです」って言ったら殺す。
しかし企画自体頭腐りそうな話で、土手で50m走させたり、体操させたり、無駄な芸人がいたり。お前ら次に「CSですから」って言ったら、本当に殺すからな」
こんなオイシイ風景にも全く興奮しない、しかし悔しい。
人間の中で一番嫌いな人種に沢山会った。数時間後にはevil schoolの撮影。やはり、こんな(アイドル)場所は自分の居る場所じゃない。最後まで何も喋らなかった。

その後SHELTERへ。