2月9日(日)

茨城県石岡市というところの市役所?から学生の映像を集めて映画祭みたいなのをやって欲しいと頼まれ、行ってきました。

結構作品集めやら、ダビング作業がめんどうくさく、
やる気は全くゼロだったのですが、
友人と上野の常磐線に乗り込んだ時は、テンションは高めで良い感じでした。
途中の松戸では「オレはここで痴漢から女性を助けたんだ」などと
普段はあまりださないような悪ノリも登場してしまいました。
これぞホームの強み、なんて事を思いながらも石岡へ到着。
僕はこの石岡にはまったく良い思い出はないのですよ。
実家がある土浦と駅的には3つ離れているのですが、
中学生の時、
ケンカしてひどくボコられた思い出があり、
石岡=ヤンキー、のいメージしかないのです。
石岡には石岡中(イシチュー)府中中、国府中があり、3つともそれぞれワルで名高く、僕の時代はイシチューがトップだったようです。
忘れもしない中2の春、
塾から帰ろうと街の繁華街みたいなところを自転車で抜け、もう閉店した久松耳鼻科を横切ろうとした、その時、2人の男が急に道の真ん中を両手を広げ、登場してきたのです。最初は1対2だったら(イバラキ的発想)拳を握りしめた瞬間、
奥の駐車場から20人くらいのワルが…
もうその後はされるがまま、
まず正座させられ、5000円とられ、
ローキックと言いながらも正座させられてるので位置的にはミドル。
その時少年ジャンプではキックボクサー守という漫画がやっていたらしく、(ゆでたまご)一人が異常にムエタイ技を僕にかけるので、
みんなおもしろがって蹴り中心の攻撃になってしまい、
母親に顔の傷を説明するのにはまったく時間がかかりました。
あの時ディスチャージを知っていたらこんな事にはならなかった、だろう。
いい加減チャリンコで坂道から転げ落ちたという言い訳は新鮮味を欠いてきた頃でもありました。
あ。そうそう、この20人近くのワルが石岡中だったのですよ。イシチーなめんじゃねーぞ、って言ってたから。
そんな訳で大嫌いです、ここの市民は。

会場には最初は6人、人が居たのですが、
尊敬する友人のドローントリップムーヴィーが終わる頃には、
2人に減っていました。
一緒にいた友人は「いたたまれなくて、座ってられなかった」と笑いながら言ってました。しかし地方の市民会館の小さいような場所で、老人を前にアバンギャルド。何かが自分の中で変わった気がします。
凄くおもしろかった日曜でした。
が、風邪も最悪でした。