2月4日(火)

利重剛の「クロエ」を見る。
実はこのクロエ、劇場に見に行ったのだが、
前半の美術館のシーンのともさか、永瀬の会話のだるさに、
眠気を催してしまいアウト。
後は何も憶えてません。
とまあそんな訳で、きちんと見ようと思います。
利重剛はいい役者なのですよ。
濱マイクのドラマの最終話でのSIONも良かったし、
こりゃ名作を見逃したか?
異常な期待をしながらいざ観賞。
これが全くの期待はずれでした。
何故ともさか?あの早口、甘え娘は作品の世界を壊すばかりでなく、
リズムも壊しているように思えました。
そして永瀬もともさかにつられているとしか思えない。
はっきり言って利重、行定作品の彼は最悪なのです。
BeRLINという作品も良く無かった。
中谷美紀が、

ただ全体としてけだるいモヤがかかったような時間の流れと、
何が起こったのか直接見せない、思わせぶりなセリフ回し、
と射精を無理矢理、抑制されてるような背徳感?に妙に興奮してしまいました。
ともさかの「いいよ、しよ。」というセリフでのことでは全くありません。
メインシーン以外、ともさか、永瀬以外のシーンは割と気が利いていて楽しめました。