10月26日(土)

TOONICE GIG当日。
やっぱり雨。レンタカーを借りに行き、それから機材を借りに西荻へ。こんなに雨が憎いのは誰のせいだ。いつもの事ながら、青梅街道の田無あたりがいつも込むのはいい加減にして欲しい。
大幅に遅れ、到着。随分押してる、ああ大丈夫かなあ?しかし出演してくれたバンドの皆さん、遅刻もせずに来て頂き本当にありがとうございます。
スタート

AIRPORT FESTIVAL:バンドマンの中では一番仲が良い彼等、2年連続の出演。青臭さ、疾走感、こんなフレーズを付けられるバンドはメジャー、インディー問わず、どれだけいるのか?ホント、音楽を表現する言葉としてはあまりにも安っぽい。でもエアポートは違いますよ。ホント。もう20代中盤ですから。しかし音楽の中にはもはや存在しなくなったイノセンスをこのバンドから感じる事ができる。そうあのエリック・ロメールのような、最近、中途半端なジャンク要素がうまい具合にマッチしてる。是非アルビニにプロデュースして貰って下さい。最高。

GEXOdUS:プログレ?ハードコア?あまりにもシチュエーションが異常。何の伏線もなしに、次の突飛な展開も納得させてしまうパワフルな音。かぎりなくキワモノに近いがギリギリのところで踏み止まっている。こんなバンド今日本にいないよ。皆でGEXOdUSを歓迎しよう。

日本脳炎:Charm、Exclaim、Slight Slappersのメンバーからなるロックバンド。彼等がI LOVE YOUと歌ったかどうかは定かではないが、「I LOVE YOU」I LOVE YOUと聞こえた時に涙が溢れて来た。彼らの音楽に対する愛をおよそ測る事の出来ないくらい強いものだと考える。ベクトルもパースペクティブも感じさせない力(音)そのものによる説得力。(憶測)


あっという間に過ぎ去ったTOONICE GIG。自分達がいかに先を考えて行動できない気の利かない人間なのかを思い知らされた。企画者の僕らより出てくれたバンドの方たちの方が礼儀正しかった。毎回こういった事
を考えながらも改善しない自分を、そして天気を恨みつつ、またやりましょう。TOONICE3号も出来ましたよ。皆買って下さい。