6月17日(月)

ベルギー、ブラジル戦です。
試合はベルギーが圧倒的に支配。なのに2-0で負け。特にウィルモッツは凄かった。
こんなにいい選手がいたなんて。シーフォといういい選手が昔いたが、それにしてもいい選手だなあ。

そんな訳で僕が映画を撮りはじめるきっかけとなった作品を紹介しようと思います。これは親しい人間でもあまり知らない事なのだが、どうせキューブリックだのリンチだのと言われる事が多いのですが、実は「愛と精霊の家」「若草物語」「ナイトオンザプラネット」なのです。勘のいい人はもう分かっていると思うが全部ウィノナライダー主演なのです。ナイトオン〜は本当におもしろいとおもうが、他の2本についてはウィノナライダーの顔しか覚えていない。当時中学生くらいだったと思うが、将来は映画監督になってウィノナライダーと結婚しよう、と本気で思っていた。しかし昔から彼女の言動や行動はがっかりさせられる事が多く、サリンジャーが大好きだと聞いてライ麦畑を読んだが、全くおもしろくなく、がっかり。それでも本当はおもしろいのだが、僕には分からないのだと思い、好きな作家はと聞かれるとサリンジャーと答える嫌な、そして恥ずかしいガキだった。しかしサリンジャーはないだろう。大学受験の為東京に試験に行った時も「BOYS」というルーカスハーズとの共演のやつを試験が終わった後観に行ったりもした。が、見るに絶えない代物で、ずっと貧乏ゆすりがとまらなく発狂寸前で、ウィノナライダーのファックシーンを観る度、オレもやらせろと叫び続け、悲しい気分になった。リアリティバイツの時もそうだった。ロクなもんじゃねえ。今もウィノナライダーのポスターが僕の部屋にあるが、黒澤優に負けて丸まったままである。今こそ復活の時かと思うが裁判沙汰やら万引きやら、輝いていたあの頃に戻っておくれ。ジャームッシュが昔のよしみで起用してくれないかしら。
サリンジャーもコッポラも大嫌いです。

そんな訳で今日の映画 「Night on the planet」(ジム ジャームッシュ