3月15日(金)

今日は朝雨が降っていた。渋谷を歩いていたら、公園通りを羽織袴の集団が歩いていました。卒業式ですか。渋谷公会堂でやるんですよね。しかしいいものですね。ブランド物を着飾るより、羽織袴の方がキレイですよね。雨空に色とりどりの羽織り袴、しばらく見とれてしまう美しさでした。その後、タワレコへ、ロバートワイアットの作品が紙ジャッケで再発されてて、全部試聴。Jad FairTeenage Fanclubが最高。グっと我慢して上野へ。用事を済ませ、帰宅。仮眠をとってから、木更津キャッツアイの最終回を見る。こんなのテレビドラマ始まって以来の出来ではないでしょうか。GO、池袋〜、ロケットボーイ、などそれらの中で最高の出来、ジャニーズがあざとく見えないし、キャスティングは最高。酒井若菜って結構うまいね。
まあネガティブな素材をポップに昇華しようとする石井克人と似ているような、また編集が凝っているところがPVと同じフォーマットが用いられているが、やっぱり脚本の違いはデカい。くどうかんくろう(字が分からない)って良いですね。しかし青春を称して、あの頃は2度と戻ってこないと言うが正にその通り。自分は青春をかなり無駄に消化したなあと実感。大した思いでも何も無く、ただ、ひねくれて誰の輪の中にも入ろうとしなかった。音楽を聞いたり、本を読んだり、様々な文化、知識の探究をしても、それが結局何だというのだ。今さらながら、凄く後悔している。小、中、高、そして大、その中で一番充実していたのは大学だが、それでも、青春というものは体験した事がない。今思えば、知識なんかより、青春を送る事がいかに重要だったか、と思う。そんな人間たちがこぞって作る青春の物語は恐ろしくつまらない。なんやかんやで僕は正統派な青春ドラマはつくる事ができない。なんてこった。あ、木更津〜の薬師丸ひろ子
良かったです。