toonice2009-10-20

「猫背を伸ばして」押切蓮介
「ピコピコ少年」

購入。

最近、色々なことに対しての疑問や怒りなんかなく、
どうでも良いという、歳をとったが故の丸くなる考えっていうものに支配されていた(寒い)
そんな時にこの二つの作品を読んで、自分が恥ずかしくなった。


上記した二つの漫画は青春の、その青春の中でも何もしない単なる浪費という毒気をまとった話で、
正直に胸が痛くなった。
実話ナックルズとは真逆の話。
特に「ピコピコ少年」は青春時代をゲームに費やした作者の生活の中にある苦みを本当に抽出した話ばかりで、
初恋の娘の話(ファミコン)、自転車で遠出する話(PCエンジン)には本当に泣いた。

孤独な人間の自伝は絶対におもしろい。
だって痛くて切ないから。
そう思う2冊だった。
本当におもしろかった。



他人に迷惑かからなかったら何でもいいって考え辞めます。